活動報告
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2月3日(土)ヤングボランティアスクール開講!


今年度は11名の高校生が参加くださいました!
 2月3日(土)に、令和5年度のヤングボランティアスクールを開講しました。
 まだ寒さの残る中、区内から11名の高校生が参加してくれました。

 今年度のヤングボランティアスクールは、南観音学区で長年地域団体や障害者施設などが力を合わせて行ってきた障害児者交流事業「もちつき交流会」を、活動体験の場と設定しました。2月10日(土)に予定されている「もちつき交流会」でボランティア活動体験を行い、参加者である障害者とふれあうことで障害者理解をすすめ、そのことで次世代を担う若者に身近な地域での共生社会の実現に関心をもってもらえれば、という思いで企画をしました。
 この日は、体験に備えた事前学習を行いました。

 まずは、「もちつき交流会」の開催に関わる地域団体や障害者施設、当事者団体から、普段自分たちがどのような活動をしているのかを話してもらいました。自分たちが何気なく日常生活を送っている地域や社会の裏には、様々な場面でそれを支える多くの人たちの活動があるのだ、ということにあらためて気づいてもらいました。
 続いて、NPO法人ひろしまレクリエーション協会 山野節子 副会長によるレクリエーション講座を受け、みんなで心身の緊張をほぐしました。
 午後からは、「広島県手をつなぐ育成会 ひろしま♡あび♡隊」による知的・発達障害疑似体験を受講し、「分かる」ことや「伝える」ことにハンディキャップがあるということはどういうことなのか、自分達でも体感しました。

 受講前のアンケートでは、「普段障害者と接する機会がないので、どう接したら良いか分からない」という意見が多くみられました。しかし、一日が終わった後の感想では、「障害のある人を身近に感じることができた」、「特に意識せずに同じように接してみたいと思った」という意見が多く聞かれ、意識の変化が見受けられました。
 「もちつき交流会」による実際のボランティア活動体験は、翌週です。今回の事前学習で学んだことを、ぜひ実践の場で活かしてもらうことを願って、この日のプログラムは終了しました。

【協力】
西区心身障害児者父母の会
手をつなぐ育成会西区支部
おりづる作業所
もみじ福祉会 夢トピア
南観音学区女性会
南観音学区社会福祉協議会

「もちつき交流会」で関わる団体や施設は普段からゆる~くつながっていることを学びました。

レクリエーションではみんなで一緒に歌って踊り、参加者同士の距離をぐっと縮めることができました♪

知的・発達障害者疑似体験その1!伝わらないもどかしさを体験し、「ゆっくり・やさしく・ていねいに」を忘れないことを学びました。

知的・発達障害者疑似体験その2!軍手を2枚してシールを貼ってみる体験です。指先が使いづらくて「上手く貼れない(T_T)」という受講生からの声があがっていました。